ビタミンB6は、代謝の補酵素の働きを持っています。中でもたんぱく質の分解をサポートするため、特にたんぱく質の摂取が多い人は摂っておきたいビタミンです。他にも、ホルモンのバランスを整えるという効果もあるそうです。PMS(月経前症候群)を和らげる、つわりを軽減する効果がある、という研究もあることから、特に生理前・妊娠中の女性にはありがたい栄養素と言えるでしょう。もし摂取量が不足していると、貧血や聴覚花瓶、けいれん、むくみ、湿疹、免疫力の低下、麻痺性の発作、などが起こりやすくなってしまうそうです。食品としては、赤身の肉、鶏肉、牛レバー、バナナ、マグロ、カツオなどに多く含まれています。冷凍食品や加工食品ではビタミンB6の量が減ってしまうため、可能な限り新鮮な状態で食べることが推奨されています。