貧血というのは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が正常よりも少なくなった状態のことをいいます。ヘモグロビンは細胞に酸素を運ぶ役目があり、ヘモグロビンが不足してしまうと全身の細胞が酸欠状態ということになってしまいます。
これは動機、息切れ、頭痛、めまい、食欲不振、疲れやすいといったことを引き起こします。貧血には悪性貧血や鉄欠乏性貧血があるそうです。悪性貧血というのは赤血球がつくられるときに必要なビタミンB12、葉酸が不足することで赤血球が減少するという貧血だそうです。
多くのケースは鉄欠乏性貧血だそうです。日本人の成人女性の約6割が潜在的な鉄欠乏状態だともいわれています。女性は月経で体内から鉄が排出されることや、極端なダイエットや偏食によって鉄分が不足しがちになることが理由として挙げられます。