ほうれん草は目の健康によいといわれています。ビタミンCと鉄分の補給にも最適なので積極的に食べたい野菜です。
ほうれん草は「緑黄色野菜の王様」です。栄養価がとても高い野菜で、ビタミンやミネラルが豊富です。とくにビタミンAの補給に最適。ほうれん草を120g食べたら、ビタミンAの一日の所要量は補えます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜、視力をすこやかに保つ作用があります。これが不足すると骨や歯の発育がとても悪くなって、体の抵抗力が低下してしまいます。とくに成長期の子どもにはどんどん食べて欲しい野菜です。
さらに、ビタミンCもとても豊富です。ゆでると3割くらいのビタミンCが減ってしまいます。ですが、それでもかなりの量が残るので、ビタミンCの補給源としては問題ないといえます。
貧血予防に有益な鉄分も豊富に含んでいます。鉄の吸収を助けるビタミンCや血液をつくる成分のマンガンも含まれています。鉄分補給には理想的な食品といえます。
また、クロロフィルを多く含有していて、コレステロール値を低下してくれます。血中の有毒物を取り除く働きもあります。
ビタミンAには歯・骨をじょうぶにしてくれます。視力や皮膚をすこやかにする働きもあります。鉄分、マグネシウムには貧血予防や胃腸浄化、めまい予防、痛風予防や高血圧予防があります。
栄養たっぷりのほうれん草には、カルシウム、カリウム、クロロフィル、ダイオキシンの排泄が期待できます。ほうれん草のビタミンC値は季節によって変わって来ます。冬は夏の3倍の量が入っているのです。
ゆでたほうれん草をごま油で炒めて毎日食べましょう。のぼせ、頭痛、高血圧、めまいの改善になります。便秘の改善にはりんごとほうれん草の生ジュースを。